広場(ひろば)は、都市において主として多くの人が集まるために設けられた、広く平らな場所のことである。
ヨーロッパにおいては、アゴラなどのように古代ギリシアの時代から都市に計画的に配置された広場があった。歴史的に都市住居が密集化しているため、教会や宮殿、市場などの前に一定の空地を確保し、政治的に重要な儀式を行ったり、コミュニティの中心機能を持たせた事例が見られ、現在でも祭事のほか、民間の各種イベントにも使われている。図と地という心理学の図像学で使われた概念の中でグラウンドという言葉がベースを形作るもの、これに対して図形性のあるものを指すフィギュアいう言葉が均質化したものと際だつ特徴を備えて突出しているもの、を指していう建築用語としてあるがグラウンドは、地面や基本的にある地形や大地という意味であるあ都市におけるグラウンドを考えてみると、パリの街並みは基本的に同じ高さの建物が続いていて、突出した建築物は少なく建物が街並みを埋め尽くし、それだけで存在を主張していない。『ノリの図』は18世紀のローマの街の建物を黒く塗って、広場や道路を白く抜いただけのもので、図形を持っている方が広場で、切り取られる方が建物であるというヨーロッパの街並みの発想をあらわしている。
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『ノリの図』の建築物と空間を逆転させると日本の街になり、日本では単体の建築物を塀で囲み塀の中はプライベートな空間であるがローマでは都市全体が城で、街を城壁で囲んでいてあまり緑を植えず城壁のなかになるべく密集させて建物を建てようとするかわり、街には広場を持ち、郊外に広々としたヴィラを持つ。日本の街の方が緑は多く植えられていく。
日本ではヨーロッパ的な意味の象徴的な広場はあまり見られない。常時厳重な警備下にある皇居前広場のように、市民が自由に使える雰囲気では無い。